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血管新生遺伝子治療とは?

Q.血管新生とは何ですか?

A.新しい血管ができる現象のことを指します。

血管のない部分に新しい血管ができること、これを「血管新生」と呼びます。

通常の角膜(眼の表面)
通常の角膜(眼の表面)

血管新生因子「FGF-2」で人為的に血管を作った角膜
血管新生因子「FGF-2」で人為的に血管を作った角膜

上の写真は、もともと血管がない角膜(かくまく:眼の表面)に、血管をつくるタンパク質(血管新生因子とよびます)によって、人為的に血管をつくったものです。

この臨床研究では、線維芽細胞増殖因子(せんいがさいぼう ぞうしょくいんし)(FGF-2)というタンパク質をつくるための遺伝子(いでんし:タンパク質の設計図)を用いて、治療を行います。

Q.『ベクター』って何ですか?

A.血管新生因子の遺伝子を細胞へ運ぶ「運び屋」です。

実は、遺伝子を注射するだけでは、タンパク質を作り出す工場である細胞へ取り込まれることはまれです。したがって、そのままではなかなか治療効果が上がりません。

この問題を解決するために開発されたのが、「ベクター(遺伝子の運び屋)」です。効率のよいベクターを使うことにより、より多くのタンパク質を作ることができるようになります。つまりベクターを使用することによって、治療効果を飛躍的に高めることが期待できます。

Q.センダイウイルスベクターについて教えてください。

A.タンパク質を効率よく作り出すベクターです。

センダイウイルスベクターの電子顕微鏡写真
センダイウイルスベクターの電子顕微鏡写真

センダイウイルスは、その名の通り仙台市で発見されたウイルスです。
マウスに肺炎を起こすウイルスですが、ヒトには病気を起こさないことが広く知られています。

センダイウイルスベクターは、このセンダイウイルスをもとに勝手に増えないように人工的に作り出されたもので、メイド・イン・ジャパンのベクターです。

センダイウイルスベクターは、その他のベクターと比較して、効率よくタンパク質を作り出すことができる優れたベクターです。

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